2023年05月16日 掲載
リハビリテーションを考える議員連盟 第7回総会報告
日時:令和5年5月8日(月)15:00~16:00
場所:衆議院第一議議員会館 大会議室(地下1階)
出席者:リハビリテーション議員連盟入会議員:156名中77名(議員本人出席37名)
リハビリテーション専門職及び企業の方179名(総出席者:256名)
(作業療法士協会・連盟役職者:協会関連37名、連盟関連7名)
厚生労働省:医政局医事課長,保険局医療課長、老健局老人保健課長(課長3名、及び随行者
5名、計7名)
会議次第:
1.鈴木 俊一リハビリテーション議員連盟会挨拶
2.役員追加選任について
事務局次長:田中昌史(衆)
(自由民主党労働部会リハビリテーション小委員会:田中議員は事務局長代理)
3.新入会議員:野田聖子(衆)、加藤明良(参)、藤井一博(参)、滝波宏文(参)、田中昌史(参)
(敬称略)
4.リハビリテーション専門職の現状報告と要望
①公益法人日本理学療法士協会 斎藤 秀之会長
「全世代型社会保障における地域包囲活ケア推進に向けたリハビリテーションの充実と強化」
➁一般社団法人日本作業療法士協会 中村 春基 会長
「健康寿命の延伸に寄与するリハビリテーション」
③一般社団法人日本言語聴覚士協会 深浦 順一 会長
「少子高齢社会における言語聴覚士の役割と課題」
④施策の現況説明
厚生労働省 医政局医事課・保険局医療課・老健局老人保健課
5.協議・意見交換
6.印象記:
・令和5年度「リハビリテーションを考える議員連盟総会」におけるリハビリテーション専門職からの要望は、リハビリテーション専門職である理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が働く環境改善の一つとしての「処遇の改善」である。日本作業療法士協会及び日本作業療法士連盟の国政及び地方自治体に係る議員たちを通し要望は、各病期(急性・回復・生活期・終末期)、各支援領域(発達支援、特別教育支援、就労支援、地域生活支援・施設生活等)の地域ニーズに応じた作業療法士の配置・活用と処遇の改善である。これらの要望は定期的に行われている日本作業療法士協会と日本作業療法士連盟の役職者会議で共有し、理学療法士・言語聴覚士の職能団体とともに「リハビリテーション職種」として要望活動を行っている。今回のリハビリテーション議員連盟総会において、日本作業療法士協会は47都道府県から成る地方組織からの協力が著しく、そのことが作業療法士数の増につながったと考える。ただし、日本作業療法士連盟の地方組織は現在準備中の沖縄県を含め、12の都道府県に留まっていることから、地方組織の連盟としての組織化が待たれる。(杉原 記)