2025年03月11日 掲載
衛藤晟一参議院議員 第48回日本の福祉を考える会 出席報告
2025年03月06日(木) at 自由民主党本部/901号室
勉強会 17:30~ 「社会福祉法人が地域社会の中核になるために」
by 全社協副会長 古都賢一氏
懇親会 19:00~ (8階リバティ2,3号室)
参加 比留間副会長
今回の勉強会は、全国社会福祉協議会の副会長 古都 賢一氏により、「社会福祉法人が地域の中核になるために」と題して、地域福祉について歴史的経緯と時代的変遷、より適正な方向性についての講義であった。阪神・淡路大震災及び能登半島地震などの災害において支援活動の元は被害者自身の自発的なボランテイアであり自らの組織的な営みであったことを挙げ、福祉は制度化の以前に現場での実践があることを認識することができた。全国福祉協議会は渋沢栄一氏が117年前に中央慈善協会を設立したのがその源流であり、「自営・自活の精神を阻害することなく活動をすすめる」という自立支援の基本は現在にもつながっている。GHQによる国庫補助の禁止の規定以後、公的助成の管理をしながら、「非営利性、公共性、主たる担い手の自主性」を明確化して、地域包括システムなどの改革を推進していくことが法人としての役割であると解説された。現在、全社協の理事長の村木厚子氏も、古都氏も厚労省の重職を経てこられており、社会福祉と行政の相互的役割をつないでいると感じた。
衛藤せいいち議員は引退されるとのことで7月までは現在の政務継続に当たるとのことで、介護・障害分野の処遇改善は成果があり、こども政策の予算建てなどを継続している。報告として、要員が少ないST受験者に外国籍を認めることになったとのことである。障害福祉分野の力強い後押しが重要だと感じた。 以上。
比留間ちづ子
全社協副会長 古都賢一氏
衛藤晟一参議院議員