2023年07月11日 掲載
沖縄県作業療法士連盟設立
沖縄県作業療法士連盟
会長 儀間 智
作業療法の普及・発展を図る関連制度の改善を目的として、沖縄県作業療法士連盟を立ち上げました。作業療法が広く国民の健康的な生活の維持・向上に寄与することを踏まえ、作業療法を県民に広く行き渡せるように振興し、もって県民の健康の推進を図ります。具体的には、日本作業療法士連盟、日本作業療法士協会、沖縄県作業療法士会の活動と連携・協力を図り、作業療法をはじめとするリハビリテーション医療の発展とリハビリテーションサービスの充実を目指す関連制度の成立を果たすための活動を実行し、作業療法士の社会的地位向上のために取り組みます。
法治国家において国民の仕事と生活を守る法律を決めているのは政治です。それが実現できる法案を作っているのは政治家です。まず我々の要望を聞き入れ、法案に繋げてくれる政治家を選ぶ必要があります。対象者へより良いサービスを届けることができるように政治からのアプローチが不可欠です。日々の業務での活動は困難ですが、作業療法士の総意をまとめることは重要です。社会のうねりに巻き込まれないように、地に足を付けた活動を目指していきます。作業療法士である皆様のご支援を賜りますようにお願いします。
これからは一人一人の作業療法士が自分たちの仕事と生活を守るという意志が必要な時代です。私たちの生活を守るのは、私たち作業療法士自身です。各自が直接政治に関わることはできませんが、関わる人間を選ぶことはできます。対象者と作業療法士の思いを代弁し、政治にかかわる代表者を選定することは可能です。利用者の声を実現するために、作業療法の発展を実現するために、皆様の力を貸してください。情報発信する沖縄県作業療法士連盟に関心を持っていただき、より多くの賛同者が得られることを期待しています。
(琉球リハビリテーション学院理事長)