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活動状況

■「第一回 作業療法士のための決起集会」出席報告

2025年07月30日 掲載

「第一回 作業療法士のための決起集会」出席報告

日時:2025年6月6日(金)19時から20時
 開催方法:Zoom

令和7年6月6日に「第一回、作業療法士のための決起集会」が開催されました。表題の通り日頃から作業療法を深く理解しておられ、また作業療法士の活動にご理解をいただいている方々からの応援メッセージ頂けた集会でした。
 事前申し込み439名、当日参加においては職場等で合同参加されているOTさんも多くおられ、連盟側で確認できたのが342名でした。当初は200名程度の申し込み、150名参加を予測していたのですが、想定人数の倍以上の参加となり多くのOTさんが関心を持たれていたことに驚き ました。多くの方々ご参加ありがとうございました。
 今回の集会で多くの来賓者、また弁士から多く聞かれたのが「賃上げ」「地域での作業療法士の活動の広さ」「高次脳機能障害への支援」「自分達の事を理解した代表者を政治へ送る」「自分達で作れる未来」5点でした。
 1点目は「賃上げ」についてでした。30年間微増しか給料が増えていないコメディカルはリハビリテーション職種のみという事実。またそこの追い討ちをかけたのがコロナ後に発生しているインフレによる実質賃金の低下という事実。この状況に対してベースアップ評価料、また地域では処遇改善手当と報酬は算定されているが、全体のリハ職の給料に反映されていない事実も浮き彫りになっている事でした。次回の骨太の方針にはさらなる基本報酬の増額、また給料へ反映される評価も盛り込む予定になっている事でした。
 2点目は「地域での作業療法士の活動の広さ」についてでした。「国民の生活への支援」できるコメディカル職種として司法作業療法や学校作業療法また産業保険領域と今後の活動の幅は広がるお話しがありました。
 3点目は6月に決定すると言われている「高次脳機能障害への支援」についてです。リハビリテーションの代表として地域支援会議等に作業療法士や言語聴覚士が入れるように整備を進める必要がある事でした。それに向けて政策担当者約30名程度に高次脳機能障害、また作業療法士の専門性を説いて回ったという事でした。
 4点目、5点目については11万人の作業療法士、そしてリハビリテーション3職種を合わせると30万人いる中で、自分達の未来を政治の力を使って実現できるポジションにいる事実でした。そのためにも多くの声が必要になり、声が行動につながり、政治家を通じて国会等で制度化に向けて汗をかいて頂ける事でした。その事を40年間近くで作業療法士を見守ってくれていた弁士が力強く示してくれました。
 改めてですが「未来は自分達で一歩ずつ作れるんだ‼︎」と感じる事ができる集会でした。詳細なプログラム、また来賓者は添付資料をご確認ください。


  

  

  

  

  

参考資料: 「作業療法士のための決起集会(Web)」次第.pdf (「作業療法士のための決起集会(Web)」次第.pdf)
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