2025年07月15日 掲載
『3大臣への要望活動』
2025年5月29日、財務・内閣府・厚労の3大臣への要望活動を行った。面会は加藤勝信財務大臣、瀬戸隆一内閣府副大臣、仁木博文厚生労働副大臣でそれぞれの大臣室を訪問した。これは、2025年5月14日開催の「第10回リハビリテーション議員連盟総会」において全会一致で決議された5項目の要望を含む「提言」を提出し、リハビリテーションの政策的投資と制度整備について各省としての強力な取り組みを要望したものである。この要請は鈴木俊一会長名の提言を、リハ議連の幹事長である田野瀬太道議員、事務局長である田中まさし議員、また幹事長となった小川克己議員らにサポートいただいた。斎藤理学療法士協会長・山本作業療法士協会長、内山言語聴覚士協会長が各団体の立場から発言したが、要望の焦点は現状の給与レベルの低迷により国家資格職であっても人材流失特に女性職員の転職が目立つ危機である点を強調し、リハビリテーションを骨太の方針に含めて国民の健康維持と地域連携の柱としてのリハビリテーションの処遇と制度向上が実現されるよう要望した。
各大臣より社会保障の各ステージでリハビリテーションの有効性を認識しており、経済的判断等の諸要素や制度的整備などの段階について検討していく必要性などが伝えられた。ぜひ前向きな検討をお願いし、特に長年改善しない給与体系のあり方については早急な対処をお願いした。 (文書:比留間ちづ子)
加藤勝信財務大臣
瀬戸隆一内閣府副大臣
仁木博文厚生労働副大臣