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活動状況

■『リハビリテーションを考える議員連盟 第10回総会』 出席報告

2024年12月17日 掲載

『リハビリテーションを考える議員連盟 第10回総会』 出席報告

本年2回目のリハ議連総会が開催された。国会会期中であり予算審議の迫る時間帯であったが、処遇
改善に係ること、社会保障費、こどもまんなか社会、働き手の充実対策などとしても予算に関連し、議員諸氏、省庁担当者とも具体的に課題を共有し、リハビリテーション政策の総合的推進への動きを実感できた議連総会であった。  

日 時:2024年12月12日(木)14:30~15:30  
 会 場: 憲政記念館 代替施設 
 参加者: 国会議員33名、秘書68名     計101名
      厚生労働省、文部科学省      計12名
      PT48名、OT21名、ST10名  計79名   

議 事: 
 1. 鈴木会長挨拶は、能登災害時のリハ職の被災者支援の状況から、今後、リハ職を防災要員として明記するとし、診療報酬で0.61%アップを図ったが実態は低くさらに処遇改善に努力すると挨拶。 

2.新規入会議員は21名 合計175名〔衆議院125名 参議院50名〕。役員紹介〔いずれも書面〕、 司会は田中まさし議員が承認された。

3.リハ専門職三団体からの要望6項目を3協会会長が分担し説明を行った。
①さらなる賃上げ ②地域包括センターへの3療法士配置 ③急性期病棟における在宅復帰に向けた配置強化 ④資格取得後の研修、修了者の評価 ⑤厚生労働省にリハビリテーション課の設置及びリハ政策の総合的推進 ⑥特別支援教育における3療法士の活用 

4. 厚生労働省・文部科学省から要望事項に関わる施策内容の説明と回答

5.議員からのご意見、質疑。
リハは社会保障費を削減しているのに処遇が低い。診療報酬の技術料設置などで所得につながる対応も必要の実態把握が要る。首長に地域包括での取り組みをしっかりしてもらう対策/予防医学にリハ職を生かす/中学で介護実習しリハの手法に築かせる教育で将来の人材も育てたい―中学では遅いのではないか/子供にはリハは特に効果がある。現在の制度は高齢者向きになっており子ども対策、教育の場でのリハを強化していただきたい。/リハのエビデンスを作っていただき、財務省と交渉するべき。等々。

諸議員のご意見の後、厚労省・文科省から検討を進めたいと回答
⇒リハビリテーションの課題を横断的に対処するため、厚労省、文科省、リハ専門官、3協会会長及び
財務省も参加して検討を進める。早急に日程調整を行う。

6. リハビリテーションを考える議員連盟 決議(案) 承認された。(資料参照)
   リハ職3協会の要望内容を具体的に表示し、各省庁や立法への折衝に提示していく。

7.その他:役員の選任について、承認。
 顧問 菅 義偉、副会長 松山政司、幹事長 田野瀬 大道、事務局長 田中昌史
(いずれも敬称略):田野瀬議員には長く事務局長を務めていただき感謝である。田中議員の手腕を
  期待したい。   

・OT連盟の参加登録:比留間連盟副会長、長井陽海東京都連盟会長、上野哲奈良県連盟会長、
  (準備等 土居義典千葉県連盟会長、古代哲也千葉県連盟副会長、関美行千葉県連盟会計担当者)

                                                       以上

 

 

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