2023年12月08日 掲載
地域包括ケアシステム・介護推進議員連盟総会 出席報告
日時:令和5年11月27日(月)15:50~16:30
場所:シェーンバッハ・サボー3階「穂高」
全国老人保健施設連盟はじめ老人保健福祉関連の連盟連合会など24団体から多数が参加し、橋本 岳事務局長から開会挨拶、次いで麻生太郎会長が挨拶し講話があった。診療報酬の審議が真っただ中であり介護報酬とのダブル改訂の中、現状改善への審議を尽くしたい、特に介護報酬は公定価格であるため独力での変動ができないものであり、将来への制度維持の観点も訴える必要があるとの見解であった。「令和6年度介護・障害福祉サービス等報酬改定に関する要望事項」においては、圧倒的な人手不足、特に低賃金のため大幅な人材流出への対策が必要で5%程度の報酬増を要望した。加盟議員からも、高齢社会における重要な制度であり公定価格であるがゆえに3年後の改定までの見通しをもって対応すべきという意見もあった。厚生労働省からも懸案事項が説明され検討を尽くしたいとの報告であった。加盟団体から麻生会長に要望書を手渡し総会を終了した。(この場面の写真は介護人材政策研究会の報告のページ参照) 日本作業療法士連盟 比留間ちづ子