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活動状況

■2022年度日本作業療法士連盟研修会 発表者紹介

2022年03月08日 掲載

3月13日に開催する研修会の発表者をご紹介します

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◎鎌田 亜希  障害福祉サービス事業所 S O I  S T A N C E 所長 管理者
①タイトル 「地域で行う隙間産業」
②P Rしたい点:O T3名、栄養士1名で自立訓練、就労継続支援B型を立ち上げました。
店舗の見た目はC A F E。障がい者施設には見えない外観です。その中にリハビリ専門職を配置することで支援の質にこだわり、若い脳卒中後遺症、高次脳機能障害、発達障害に対応し、ベースとなる評価を行い利用者さんに適した作業提供をしています。
③今後の展望:就Bについては利用者さんの個性、才能をカタチにしネット通販を用い販路を拡大する、他企業とのコラボレーションを行うことで就Bの作業確保をしながら障害者雇用のステップアップの流れを作る、拠点となるグループホームの検討、相談事業所の開設、現在の60代が求める介護保険事業の検討を行っていく。最終的には子供から大人、就労支援、高齢者、ペットまでが行き交う、時代にあった複合施設を建てる。
④O T歴:14年 認定作業療法士
⑤現在の所属:障害福祉サービス事業所 SOI STANCE (ソイスタンス)aki@soistance.co.jp
〒683-0042 鳥取県米子市塩町163 TEL 0859⁻31⁻8051  HP:https://soistance.co.jp/

  



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◎貴田岡 武    株式会社つがるねっと 代表
①タイトル:障がいを抱える生活者を「はたらく」ことから支援する
②PRしたい点:みなさんこんにちは。私は精神病院で作業療法を行ってきました。ここ10数年地域の中で期待される、病院の精神障がいに対するリハビリテーションが、急速に変化していると思います。その中で混沌としている病院を辞め、生活している地域と人と関わりながら障がいを持つ「生活者」を就労支援で関わっています。色々大変なこともありますが、作業療法のスキルが使える今の仕事はとてもやりがいがあります。
③今後の展望:地元で4年半、色々な人の力を借りて事業所は落ち着いてきました。就労支援の広がりや次のステップを考えるとともに、仕事以外の生活する場所や地域の課題を様々な人と繋がり作り、「障がいがあっても無くてもだれもがごく当たり前に生活できる町づくり」の少しでも役立てればと思います。
④OT歴25年
⑥現在の所属:株式会社つがるねっと 代表
就労継続支援A型 はたらき方研究所りんごの種 就労継続支援B型 つながり芸術館バナナの樹
管理者・サービス管理責任者
〒036‐8095 青森県弘前市城東3-5-1 TEL 090‐7529‐8702
rudorufu6ponpoco@yahoo.co.jp

  



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◎小林大作   株式会社アシテック・オコ 代表
①『やりたいこと』を発掘し、『できる』を叶える! ICT・アシスティブテクノロジーを用いた高齢者、障害のある方・お子さんへの生活充実サポート
②テクノロジーの発展は、高齢者、障害のある方・お子さん(以下、当事者)の生活を豊かにする可能性を秘めています。上記の方が自分にぴったりなテクノロジーと出合うには、色々な服を試着して自分に合う服を見つけるのと同じように、テクノロジーもまた数々の選択肢を実際に試すことで、自分だけのモノを見つけることができる機会が大切です。弊社は、社会保障制度の枠組みから飛び出し、テクノロジーの活用に必要な情報・体験・適合支援等を専門的に提供することで、” その人がその人らしく”、”子どもが子どもらしく”、やりたい活動をサポートしています。
③本邦は、仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society5.0)の構築に取り組んでいます。人の営みである作業は、society5.0の中心であり、作業療法士が関われるはずです。弊社は、当事者や支援者だけでなく、行政、教育機関、一般企業などへも働きかけ、当事者がそれぞれの形で活躍できる地域づくりにまで携わっていきたいと考えています。
④OT歴15年   認定作業療法士 専門作業療法士(訪問) AAICT Basic
福祉情報技術コーディネーター1級
⑤株式会社アシテック・オコ
 〒643-0801 和歌山県有田郡有田川町徳田1377 TEL 050-7116-8560
  mail:kobayashi@assitech-oc.com   ホームページ:https://assitech-oc.com/

  



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◎高原 康徳   ㈱ 創心會 品質管理 小児部門責任者
①発達障害領域のOTコンサルテーション事業
②発達障害領域において、作業療法士は地域に出て支援することを求められている。子ども達の支援者をOTがコンサルテーションすることで子どもを取り巻く環境を大きく変えることができる。コンサルテーションは、作業をよくするための環境調整の力であり、これは作業療法士の得意とすることである。コンサルテーションという事業は、作業療法士の新たな職域を確保すると考える。
③政府は、子供に関する政策を一元的に推進する「こども庁」を令和5年4月の発足を目指す方向で検討に入っている。教育、医療、福祉と療育現場は総合的に子どもへの支援を展開していく必要性がある。地域には作業療法士を求めるニーズがあり、また活躍できる力がある。OTによるコンサルテーションの有用性が全国的に認知され、制度化されてこの取り組みが行われるようになることを目指している。
④OT歴13年
⑤㈱創心會 訪問看護リハビリステーション所属
〒710-1101 岡山県倉敷市茶屋町2104-1 TEL 086-420-1500 y.takahara@soushinkai.com

  



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◎ 田渕裕子  社会医療法人 近森会 近森病院総合心療センター
①タイトル:『OTの視点で関わる医療でのリワーク。地域でのソーシャルフットボール。』
②PRしたいこと:ストレスチェック制度が義務化されたが、メンタルヘルスの不調者は増加している。また、近年の傾向として復職時に職場が求める就労レベルは高まっている。今回、職場から聞かれたことを基に立ち上げたプログラムについて紹介する。もう一つ、地域で障害者スポーツ(フットサル)に関わっている。スポーツを通じ人と繋がり、変化や成長を続けている選手やチームについて紹介し、障害者スポーツの面白さを知ってもらいたい。
②今後の展望:医療機関での復職支援を知らない職場は多く、経験のない対応を強いられ、職場自体の不安から休職者を受け入れる余裕がない場合がある。そのため、ストレスチェックと連携し、早期発見や介入をするため職場に出向き、出前支援やリモート支援など支援の枠を広げることはできないかなど考えている。
障害者スポーツに関わるOTはまだ多くない。OTが得意とする部分だと思うので、一人でも多くの方に興味をもっていただきたい。
④OT歴:16年目
⑤現在の所属:社会医療法人 近森会
近森病院総合心療センター メンタルリハビリテーション部 デイケアパティオ
高知県高知市大川筋1丁目1-16 電話:088-822-5231

  

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