2018年07月20日 掲載
「日本の高等教育の展望」
(平成30年7月19日 参議院議員・文部科学大臣 林 芳正氏朝食勉強会)参加報告
杉原素子
7月19日8:00~9:15に開催された都市センターホテルにおける「林 芳正を支える会」並びに「朝食勉強会」に参加した。
3階コスモスホール満杯の早朝出席者にまず驚く。
次に完成度の高い資料を基に話された1時間以上に及ぶご自身の講演に驚く。
講演内容は
①高等教育を取り巻く状況、
②高等教育改革の動向、
③Society5.0に向けた人材育成の推進。
人生100年時代の到来で、これまでの教育⇒仕事⇒引退の伝統的3ステージの人生モデルからマルチモデルの人生に変わりゆく時代の高等教育の話。
国際的な様々なランキングに伍していける国立大学・私立大学の経営に関わる国の施策、中でも国公私の枠を超えた連携を可能とする大学等連携推進法人の制度を創設するとのこと。
質問2件、「これまで高らかに叫ばれていた大学自身の学問の自由はどこに」、
「海外に出向いて他国のベンチャー企業の発展の凄さと規制緩和の関係を感じるが、日本の高等教育における規制の緩和を」。
答弁内容は想像にお任せする。
それにしても作業療法はIoT社会の到来でも生き残れる職種とのことだが、生き残れる専門スキルを私たちは共有できているのか。