ホーム < 活動状況 < 大阪府看護連盟創立55周年記念行事に参加しました
Get ADOBE READER
PDF書類をご覧いただく為にはAdobe Readerが必要です。左のアイコンをクリックし、無料配布されているAdobe Readerをダウンロードして、パソコンへインストールしてください。(※注:接続回線の状況によってはダウンロードに時間がかかる場合がございます。)

活動状況

■大阪府看護連盟創立55周年記念行事に参加しました

2015年01月08日 掲載

大阪府看護連盟の設立55周年記念式典の報告

さる 10 月 18 日に 大阪府看護連盟の設立 55周年記念式典に参加しました。帝国ホテル 大阪で盛大に開かれ、看護の関係者はもちろん、著名な国会議員も多数出席されていました。基調講演では自民党のホープ、小泉進次郎氏が日本の未来についてと題した講演を看護に絡めて話をされていました。

私も日本作業療法連盟の奈良責任者で招待を受けたのですが、
OT 連盟とは規模が違いすぎて驚くことばかりでした。
一番感じたのは、ホテルの規模とかよりも、とにかく関係する議員の多さでした。国会議員だけでなく、府議や市議など地方議員も多勢出席されていました(看護を考える地方議員の会というものまで存在していました)。その議員の方々が祝辞を述べるのですが、その内容は「私たちは看護に起こる全ての問題を解決するべく働きます」というものでありました。聞いていて頼もしいなあと思ったのと同時に、怖いなあとも思いました。議員が言っているのは医療全体の問題を解決します、ではなく看護に起こる問題を解決するということなのです。法律を変えるのは政治家です。政治家を味方につければ法律で守られることにも繋がると思います。ただ政治家は選挙に当選しないと仕事ができない。だから票の集まる組織に集まります。看護連盟は会員が 阪府だけで 800 名弱。かたや作業療法連盟は全国でも 1000 名弱。議員が見るのはどれだけ票が取れるか。つまり会員数がどれだけいるか。

我々は医療職であり、法制度の中で守られている部分も多くあります。でもそれは療法士ではなく、政治的に強い医師や看護師だと思います。療法士の職域を守るためにも、やはり同じように組織として動かなければ、ますます差は開いていくことでしょう。国を動かすには組織力がものを言います。是非とも連盟に参加して、一緒にリハビリ職の職域を拡大していきましょう。



奈良県責任者

上野 哲

←前の記事へ  次の記事へ→